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Photo: London

新たなる旅立ち

今日でScotlandともお別れだ。いろいろと苦労もしたが、素晴らしい旅だった。また戻ってくるやろうなぁ。

空港まではタクシーで30分程度。この町にはブラックキャブがある。初めてオースチンのタクシーに乗った。でも車体は銀色だった。
国内線のチェックインも2回目なのでスムースに完了。でもまだ話されたことを聞き取るのは苦労する。Aberdeen Airportは小さな空港だがパブが3ヶ所ぐらいあって、どこにいても目に入るようにできている。思わず"Bitter please"と言ってしまいそうになるが今日は朝から飲むわけにはいかない。

今日、利用するBA2923はLondon Gatwick Airport行だ。搭乗ゲートで待っていると見たこともない型の飛行機がやってきた。何か軍用の小型輸送機みたいな形で高翼式の4発機。よく見るとほかにも大小いろいろな種類の飛行機が飛んでいる。
BA2923便はほぼ定刻どおり10:40にAberdeen Airportを離陸した。

この便でも機内食が出た。結構なボリュームのサンドウィッチでデザートのスコッチケーキもついている。午前中だと言うのにビール、ワイン、Whiskyもあり。お酒に対する考え方が日本とずいぶんと違うものだ。

紳士の国、英国

BA2923便はほぼ予定どおり12時過ぎにLondon Gatwick Airportに到着。さてと、ここからは私のもう1つのBritain Tour、ロンドン買い物ツアーの始まりだ。

Gatwick AirportからはGatwick Expressを使ってロンドン市内に入る。Victoria駅までのこの線は電化はされてないらしい。特急列車も気動車が走っている。ロンドンが近づくにつれて、建物が増えてきた。そんなに古くはないが、デザインは伝統的なスタイルだ。30分程でVictoria駅に到着。タクシーでホテルに向かう。

ロンドンでの宿はCavendish St James's Hotelを選んだ。Jermyn Streetにある数少ないホテルのひとつ。もう一つの22 Jermyn Street Hotelは1泊200ポンド(約38,000円)を超す、高級ホテル。ちょっと泊まれんなぁ。まぁ、SavoyやRitsよりは安いが。でも一度は泊まってみたい。

Hackettホテルでチェックインを済ませ、いざ出陣。Jermyn StreetからSt James's Streetにかけては、シャツや靴、アクセサリーの老舗が集まる。シャツメーカーだけで10件近くある。さて、どのショップで買おうか。ここに来るまではHackettのドレスシャツを買うつもりだった。2年ぐらい前までは日本に代理店があり、手の長い私にぴったりのサイズだったので好きだったのだが現在、日本で買うことは出来ない。ならば本店で買ってしまえということ。しかしこれだけお店が並んでいると目移りしてしまう。それに色、柄ともに日本のそれよりはるかに多い。調子にのって買い物してると後でとんでもないことになる。とりあえず、ここは後にしよう。

まずはRegent StreetのAquascutum本店に行く。ハンフリーボガードがカサブランカで着ていたコートが欲しかったのだが店員に聞くと、それはスタンダードなトレンチコートだと言う(このモデルは持っている)。確かショルダーフラップが左右両方についていたような気がしたが店員はそんなことはありえないと言いきる。ここまで言われると返す言葉もない。トレンチタイプのスプリングコートがあったのでそれを買うことにした。350ポンド(約66,000円)の価格は高いのか安いのか?。
しかしながら映画で見たボギーのコートには確かに両側にフラップがついてたんやけどなぁ。帰ってからもう一度見てみよう。

Red Lionせっかくだからロンドンでもパブに寄ろう。ホテル近くのRed Lionを覗くがいっぱいだ。もう一件、Golden Lionもいっぱいだが少しはすき間があった。Bitterを注文。
パブにいる客はほとんどがスーツスタイル。会社員でしょ?。みんな仕事は?。まだ16時頃やねんけど・・・。イギリスはそんなに仕事時間短かったっけ?・・・。
イギリスはいい国だ。

Links of Londonさぁ、Jermyn Streetに戻ろう。まずはLinks of LondonでCuffを買おう。数多くの種類の中からシルバーのチェーンタイプ。日本ではまず見ることのないデザインのものを購入。

ドレスシャツはとりあえずCharles Tyrwhittで1枚買う。ここは腕の長さも選べるので非常にありがたい。2枚買うと1枚プレゼントのセール中だったけど、ほかのブランドも欲しいから今回は1枚だけ。52ポンドと多少高いが、ものはいい。明日、違うショップでもう1枚ぐらい買うことにしよう。

Lock & Co. Hatters今回どうしても欲しいのがソフトハット。ここは王室御用達、そしてチャールズ皇太子の紋章も掲げているSt Jame's StreetのLock & Co. Hattersへ。でもフェルトハットだけでも10種類ぐらいあって決められない。こういうときは一度撤退。また、明日来よう。店員さんがカタログをくれた。今晩良く考えよう。

Vintage Hallmark of St James'sJermyn StreetとSt James's Streetの交差点のところに新しいウィスキーショップ、Vintage Hallmark of St James'sがある。この旅の記念にSpeysideMaltを一本購入しよう。これもまた悩んだあげく、Dufftownの銘酒、Glendullanのカスクストレングス、オリジナルブランドのボトルを購入した。

今日の買い物はこれにて終了。また続きは明日だ。

イギリス最後の夜はどうしようかと考えたが、日本ほど治安はよくないので今回は出歩かず、ホテルで食事を取ることにした。しかしこのホテルのレストランもモダンブリティッシュ系っちゅうやつですわ。
Starterにアボガドと野菜のムース。Mainはサーモンステーキをオーダー。味はまぁまぁ。量は日本よりちょっと多いかもといったところ。だけどビール1本とで、しめて40ポンド(約7,600円)。これは高いでっせ。