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Photo: Kirkwall
Scapa Distillery

The Way to Orkney

Thistle Aberdeen Airportの庭さすがによく眠れた。7時頃お目覚めばっちりである。お天気もばっちり青空が見えている。でも昨夜の天気予報では雨になってたけど・・・。
朝ご飯はビュッフェ形式のScottish Breakfast。おいしいベーコンやソーセージ、ブラックプティングなどがいっぱい。
しっかりと食べて、さあOrkneyへ行こう。

ホテルは9:30頃にチェックアウト。タクシーを呼んでもらおうと思ったら今日は日曜日なので10時にならないとタクシードライバーが来ないとのこと。まぁ、ええか。天気もいいし、空港まで歩こう。

人のいないゲートBA8834は10:50発なのでちょっと時間がある。売店でScotland Magazineを購入。搭乗ゲートは9番とのこと。あれっ、そんだけもあったっけ?。セキュリティチェックを受けて待合室を見渡すがゲートは5つなんだけど・・・。と上を見ると案内板があった。建物の一番北の端にあるみたい・・・。案内に従って進むんだけど何か照明も暗くてほかのお客さんもおらんのだけど・・・。本当にここから飛ぶんだろうか。

ひょっとしてこれに乗るの?...ゲートの近くに止まっている飛行機はセスナみたいなヤツばっかし。ひょっとしてこれで行くの・・・。

程なくアナウンスがあり、搭乗の時間となった。離島便用の待合室は直前にならんと使わんらしい。アナウンスを聞いてほかの乗客もやってきた。皆さん向こうで待ってたのね・・・。

Orkneyへ行く人たち飛行機は懐かしのYS-11によく似たSAAB340というヤツ。40人程が乗れる。しかしこの日、Orkneyへ行くのは10人ほど。後方の座席に固められている。
予定通りに離陸。プロペラ機は何か離陸時に緊張してしまう。

Scotlandの風景飛行高度が低いので下がよく見える。天気も良いので牧場の風景が箱庭のように思える。
こんな小さい航空機ながらもドリンクサービス付(もちろんお酒あり)。BAってサービスええよね。

窓の外にOrkneyの島々が見えてきた。BA8834は着陸態勢に入る。飛行機から見ると島全体が牧場みたいな感じだ。

Orkneyにやってきた

Welcome to Orkney Island Kirkwall Airportは何かローカル線の鉄道駅のような雰囲気。以前行った久米島の空港みたい(今は改築されていると思うが・・・)。海からの風が冷たい。

Orkneyの風さてと、空港のバス停を探す。Kirkwallの町へ行く空港バスがちょうどあるはずだからもう来てると思うが・・・バスがない。Informationの人に聞いたらあれがそうと指差す先にはミニバンが止まっていた。確かにフロントガラスに時刻表が貼ってあるけど、これはわからんぞー。

地図はちゃんと読みましょう

Royal Oak Guest HouseKirkwallの町までは10分程。町中は意外と起伏が多い。さて、予約したGuest Houseを探そう。蒸留所を基準に選んだのでBus Stationからは結構離れていた。そしてその方向には長〜い上り坂・・・。ひぇ〜〜いきなりの試練じゃー。Highland Park蒸留所までの道のりは険しい。

そういえば、Highland Parkの名前の由来を思い出した。Kirkwallの町から見て高い所にあるからHighlandという。今、まさにそれを体験している。

Highland Parkが見えた〜20分ぐらい歩いた(登った)頃、Guest Houseが見つかった。その向こうにはHighland Park蒸留所のキルンが見えた。
"ようやく着いたなー"
Guest House はTwinの部屋を用意してくれていた。窓からはHighland Parkが見える。うん、いい宿だ。ずいぶんと歩いたけど。

Highland Park Distillery一休みしてHighland Park蒸留所へ。今日は日曜日なので見学をやってないと思っていたらやっていた。5月からは日曜日もOpenしているようだ。予定通り、見学は明日にするとして今日は外見写真を撮っておこう。やっぱりパゴダがある蒸留所は絵になるよなー。
道端にはたんぽぽの花がいっぱい咲いていた。Scotlandは今、春を迎えたところだ。

Highland ParkからKirkwallの町を望む高台にあるHighland Parkからの眺めはとてもいい。北はKirkwallの町やBay of Kirkwall、そして南はScapa Flowまで一望できる。そしてScapa Flowに面した蒸留所らしき建物群が見えた。
"あれがScapa蒸留所やな。"

Highland Parkから見たScapa Bay出発前に地図で位置を確認したときは十分歩いて行ける範囲だと考えていた。実際に見た感じでもそんなに遠くはない。とりあえず南に向かう。しかし1km程行ったところで一本東の道路を歩いていることに気づいた。東西方向の道路は今の位置から北へ1.5km程戻らなければならない。直線距離やったら500mぐらいなのに3km程大回りすることになる。
ようやくScapa Flowの海岸まで来た。海に面したScapa蒸留所が見える。

Scapa Bay海岸線に沿って蒸留所に向かう。このまま蒸留所まで行けるかな?と思ったが甘かった。残り200mを残してまた回り道をしないと蒸留所まで行けない。今日はいったい何km歩くのだろう。このあと宿までも歩いて帰らんとあかん・・・あ〜しんど。
牧場では羊の子供たちが無邪気に飛び跳ねている。よし、おっちゃんも、もうちょっとがんばりますかね。

Scapaの灯を消すな!

Highland Parkから見たScapa Bayようやくのことで蒸留所に到着。しかし休止中なので誰もいない。いや、どちらかというと閉鎖された蒸留所の雰囲気が漂う。最近操業されたとは思えない。ウェアハウスも空の棟があり、今後がちょっと不安になってくる。

Kirkwallの町まではあと少しさてと、今日の予定は終了。Kirkwallの町で一杯飲りますか。町まで約2km・・・歩かんとあかんねんけど・・・。カメラと三脚を担いで長距離を歩くのは大変やね。もうちょっと行動を見直そうか。

Kirkwallの町とSt. Magnus Cathedralようやく町に到着。Queen HotelのBarで休憩。そういえば、今回の旅の一杯目のビールだ。Orkney Breweryのが飲みたいが・・・生はないようだ。銘柄を見てオーダーする。今回はできるだけ違う種類のビールを飲んでみよう。

Taste of Orkney

今日のDinnerはGuest Houseのマダムお勧めのKirkwall Hotelのレストランで食べる。チェックインの時にお勧めのレストランを聞いておいた。
さて、せっかくOrkneyに来たのだから地元のSea Foodを食べたい。しばしメニューとにらめっこ。

Prawn Coconut sourceStarterにPrawnのココナツソース添え、MainにGrilled Sarmon、そしてOrkney Wineをオーダー。

Prawnはとても淡泊な味わいでちょっと甘めのココナツ風味のクリームソースとよく合う。

Grilled SarmonそしてメインのGrilled Sarmonにはココナツをまぶして焼かれていた。ローストされたココナツとサーモンの組み合わせはなかなかのもの。温野菜とチップス付きで結構なボリュームだ。

そして食後は当然ながらHighland Parkをオーダー。
窓からKirkwallの港の灯りを眺めながら飲むHighland Park。 究極の自己満足の酒の旅、ここに極まれり。

しかし、よく歩いた1日だった。お疲れさまでした。明日もがんばりましょ。