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Photo:
Glenord Distillery

The Way to Inverness

Scottish Breakfast今日も天気はいい。でもまた雨が降るんだろうな。天気予報もだんだん気にならなくなってきた。

今日は休日なので朝食は9:00からと遅い。このホテルも宿泊は一人だった。ここはInvernessから近いからあまり宿泊客はいないのかなぁ。

最初の予定ではDingwall、Muir of Ordへ寄ってからInvernessへ行こうと思っていた。しかし、でかい荷物を持ったままうろうろするのは非現実的。さらにAlnessからDingwall、Muir of Ordを経由できる交通機関は鉄道しかないが日に3本では使えない。とりあえずInvernessへ行って、それからバスルートを探すとしよう。

それならばできるだけ早くInvernessへ行きたい。10:01発のCoachがベスト。ということはあまりゆっくりとしていられない。
準備をしてバス停へ10:00ぎりぎりに行ったら向こうからCoachが来るのが見えた。今日はちょっと早いような・・・。

運転手さんはTainからの昨日のバスといっしょの人。とりあえず笑顔で"Hello"。
途中、昨日行こうと思っていたEvantonを通ったが蒸留所らしき建物はわからず。もう残ってないんだろうな。

Inverness Bus Station30分程でInvernessに到着。北ハイランドの中心都市、Invernessはにぎやか。古い建物も多い。

さて、予約した宿に行こう。予約したRyeford Guest Houseはバスターミナルからは500mもはなれていない。少なくとも地図上は・・・。しかしその方角は丘になっていた。行く手を阻むは長い階段・・・。迂回ルートはないものかと回り道をしてみたがそこにも急な階段・・・。しゃーない。ここを登ろう。当然一回では無理で2往復。あーしんど。

Ryeford Guest House結局バスターミナルから20分ぐらいかかってしまった。予定時刻より随分とはやい到着となったがGuest Houseは快く迎えてくれた。一階の部屋を用意してくれたのは助かる。

とりあえず、DingwallやOrd行きのバスを調べにTourist Informationに行く。係員に聞くと時刻表をコピーしてくれた。おっ、結構本数がある。ではDingwallから回ろう。

バスターミナルに戻り、Dingwall行きのバスを待つ。30分に1本あるのはすごく便利に感じる。12:05のバスでDingwallへ向かう。
30分程でDingwallに到着。さて、Ben Wybis蒸留所の残骸を探そう。

Scotch Whisky 発祥の地

Ben Wybisの倉庫だったという建物Dingwall周辺は昔からWhiskyの密造が盛んだった。世界最初の蒸留所もこの近くだったらしい。
線路沿いにBen Wybis蒸留所のウェアハウスだった建物を発見。とするとこの丘の斜面にBen Wybis蒸留所があったのか。
その丘の上まで登るが墓地があるだけで蒸留所の跡らしき建物は残っていなかった。

DingwallのPubDingwallのメインストリートは結構にぎやかでパブやお店が並ぶ。古い建造物も多い。
Ord行きのバスの時間まで30分程あるのでバス停近くのホテルのPubに入る。休日の午後なので家族づれもいた。しかし何か今日は雰囲気が違う。ちょっとみんな興奮気味?。

Pubのお客さんバス停に向かおうとすると人の流れが一方方向に集中している。どうやらその先のグラウンドでFootballの試合があるらしい。それでみんな興奮気味やったのか(とこの時は思ったんだけど・・・)

Main Street of Muir of Ord14:50分のバスでMuir of Ordに向かう。Glenord蒸留所はこの時期、土曜日の見学ツアーは開催していない。とりあえず写真だけでも撮ろう。

15分ぐらいでMuir of Ordに到着。メインストリート沿いに建物があるだけの小さな町。そこから15分程歩いてGlenord蒸留所に到着。

Glenord Distillery緑に囲まれた非常に美しい蒸留所で、野ウサギが走り回っている。古い大きなウェアハウスとモルトキルンと共にUDの共通仕様のスティルハウスが建っている。古い建物を改造したVisiter CentreとShopは土曜日なのでお休み。見学は次の機会となった。

Glenord Distillery写真を撮り始めたが雨が降り出した。もう、Scotch Weatherにも慣れたもの。しばし建物の影で雨を避ける。20分程で雨は止み、青空が広がってきた。

Glenord DistilleryGlenord蒸留所のキルンは鳩が入らないように板張りされていた。ちょっと残念な気がする。

OrdのPub町に戻るとまた雨が降ってきた。バスまで時間があるので近くのホテルのPubで休憩。休日と言うこともあって家族で来ている人もいる。

17:05のバスでInvernessに向かう。ちょっと遠回りをするみたいで所要時間35分。
Inverness市内に入ってRiver Ness沿いに"Glen Albyn"というPubを発見。これは行かないと。
OrdからのバスはUnion Streetのバス停に到着。

古都、Inverness

River Nessまだ日も高いのでInvernessにあった蒸留所の跡地へ向かう。

River Ness沿いには古い建物が並び、この町の歴史を感じさせる。

Glen Albynの跡地Invernessには以前3つの蒸留所(Glen Albyn, Glen Mhor, Millburn)があったが3つとも1983年に閉鎖された。

Glen Mhorの跡地 Glen Albyn蒸留所とGlen Mhor蒸留所はCaledonian運河沿いに道を挟んで並んで建っていたが、取り壊されて、跡地はごらんのようにショッピングセンターになっていた。

Glen Mhorの横にあるPubGlen Mhor蒸留所の跡地の横に、古いPubが残っているぐらいで蒸留所の痕跡は全くない。

夕食は日本の某ガイドブックに載っていたInverness Castle近くのCastle Restrantに行く。でもここはレストランというよりもTake awayに近い。酒類も置いてないし、いいレストランとは思えん。店員さんは非常に親切だったが。
やっぱり、あのガイドブックはあてにならなかったようだ。

酒抜きで食事したのは久々だ。主食のBeerを飲みにPubへ行こうとしたのだが、今日はPubの入り口に2人づつガードマンが立っている。何か店内もヤバそうな雰囲気。今日はやめておいたほうがよさそうだ。宿に帰って明日に備えよう。
(日本に帰ってからわかったが、どうやらFootballリーグの最終節だったらしい。)