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Photo: Caol Ila Distillery: Jura Distillery

It's a fine day today!

Juraのおっぱい 今日は朝から天気がいい。さて、どうしようか。今日は目の前に見えるIsle of Juraに行く予定だが、行動は完全にバスの時刻に合わせなければならない。8:30のフェリーで行くとちょうどバスの連絡がいい。しかしそうなると朝ご飯がゆっくり食べれない。
Port Askaig Hotelの朝食は8:00からScottish Breakfastが食べれる。それより早い場合はConntinental Styleになる。せっかくのScottish Breakfastを食べないのも残念だし、そんなに急ぐ旅でもないし次に連絡のいい11:15のフェリーで行くこととしよう。

Starter 8時過ぎにDinningへ行く。Port Askaig Hotelの朝食は何種類かのメニューがある。2泊なので今日はスタンダードな朝食にしよう。メニューのPort Askaig's Big Breakfastをオーダーする。
まずはStarterのフルーツとシリアル。

定番のMain Dishそして定番のMain Dish。ソーセージやベーコン、ブラックプティングなど、これを食べないとScotlandの一日は始まらない。
さて、フェリーの時間まで2時間ぐらいあるのでどうしようかと思ったが天気もいいしCaol Ila蒸留所まで行くとしよう・・・またまた歩いて・・・。

Caol Ilaへの道 地図で見るとCaol Ilaまでは直線距離では0.5km程だが、道がぐるっと大回りしているのでおそらく1km以上あるだろう・・・まぁ、Bunnahabhainよりは近い。見学は時間的に無理だろうけど写真は撮れるだろう。
道端にはたんぽぽやつくしが生えている。今日は天気がいいので風景がきれいだ。でも歩いていると暑い。

Caol Ila Distillery蒸留所には20分ぐらいで到着した。やっぱり坂道はしんどい。蒸留所にはこの島には似合わない大型の観光バスが止まっていた。どっかの団体さん?ってそんなん日本のあの団体ぐらいしか思い浮かばんが・・・。

Still House of Caol Ila Caol Ila蒸留所の昔の写真を見ると美しいキルンが写っている。現在はUD系の統一デザインであるガラス張りのStill Houseに作り変えられている。その中にやはり日本人の団体がいた。Pot Stillをバックにピースサインで写真を撮るとはどこへ行っても変わらん。

海の向こうはIsle of Jura ショップに寄って少し買物。試飲もさせてもらった。窓から美しいJuraの山が見える。と感動したのもつかの間、窓の近くにはHBAの旗が貼ってあった。何でこんなん置いていくんだろうね。

Juraのおっぱい

Jura行き上陸用舟艇 さてと、あまりゆっくりはできない。急いで戻ろう。しかし坂道に加えて試飲させてもらったWhiskyでむちゃくちゃ暑い。こうなると天気がいいのも考えもの・・・人間は勝手なものだ。

何とかぎりぎり5分前に戻れた。 Port Askaigから上陸用舟艇みたいなのに乗り込みIsle of Juraの港、Feolinへ。この海峡は非常に潮の流れが複雑のようだ。
目の前には有名な"Paps of Jura(Juraのおっぱい)"が迫ってくる。

船から見たFeolin Feolinへついてから気がついたが乗る予定のバスもフェリーに乗っていた。バスでCraighouseの町へ向かう。Islay以上に何もない島で港を出てしばらくは建物すらない。来る前に見た1900年代初めの白黒写真のカラー版を見ているようだ。ほとんど変わっていない。羊や牛は放牧されていたが鹿の姿はない。奥の方へいけば見られるのかも。

Isle of Jura Distillery 約20分でCraighouseに到着。運転手(女性)から帰りのバスが14時と16時にあるのでどちらに乗るかと尋ねられた。14時にあるとはラッキー。それに乗ることを伝えてバスを降りた。 蒸留所は目の前にあった。

蒸留所巡りの楽しみ

Isle of Jura Distillery さっそくShopを訪ねる。Staffに予約をしたかどうか聞かれた。一応予約制みたいだ。出発前にMailを送ったがその返信に電話をするようにと書かれてあった。まだまだ電話で話す自信はない。でもさっそくマネージャのMichael Heads氏が案内してくれた。写真も問題ないとのこと。
創業は古いのだけど非常にきれいな蒸留所に見えた。新しい建物も多い。

Isle of Jura Distilleryウェアハウスは8段積みのラックタイプ。新旧いろいろの樽があるそうだ。一番古いのは1950年代のものが残っている。
Michael Heads氏といろいろと話をしていると
"特別な樽があるので飲んでみる?"
とグラスを取りに事務所に向かっていった。 え、飲ましてくれるの? ここで? ウェアハウスでモルトのテイスティングするのは初めてだ。グラス片手に戻ってきた氏はテレビや本で見た銀色の棒のようなスポイトで樽からモルトをグラスについでくれた。

究極の一杯 う〜ん、こりゃたまらん。聞くと1989年にオーク樽に詰め、2年前からシェリー樽に詰め替えているとのこと。来月のWhisky Festivalの時に瓶詰めすると言っていた(と思う)。パワフルかつ絶妙なバランス。樽の香りが生き生きとしている。これは今まで飲んだどのモルトよりもおいしく感じる。

Isle of Jura Distillery ショップに戻って新製品のLegacyと若いモルトをヴァッティングしたSuperstitionをティスティングさせてくれた。LegacyはGlasgow Airportの売店で見て気になっていた。蒸留所にあったら絶対に買おうと思っていたものだ。シェリーとオークのモルトを1:1でヴァッティングしているとのこと。これもいい。 結局LegacyとKyndail Half Bottleセット(Dalmore, Jura, Tulivadinの3本セット)を購入。その他小物も買ったらボールペンとミニチュアをおまけしてくれた。

Jura Hotel 昼休み(12:30〜14:00)を大幅にオーバーしてまで色々と話を聞かせてくれた氏に礼を言って、向かいのJura HotelのPublic Barに入った。バスまでここでBeer Timeだ。先ほど蒸留所を見学していた2人組も既にBeer Timeに入っていた。彼らはEnglandからの旅行者で山歩きと釣りをしにきたみたいだ。ここのホテルに滞在していて14時のバスで島を出るとのこと。14時のバスは彼らが予約したんだろうね。カウンターにいた地元の人が話しかけてきて、Beerを2杯ごちそうになった。昼の酒はまた格別だ。

船が到着〜 CraighouseはホテルとSPAR(コンビニみたいな店。でも閉店時間は早い)があり、思ったよりも大きい。ま、Port Askaigとよく似たものだけど。
14時にホテル前にいるとバスが来た。先ほどの2人組もいっしょのバスに乗る。帰りも鹿を探したが見れなかった。
港に着くと船がちょうどPort Askaigを出るところだった。海流が速いので船体を斜めにして進んでいるがそれでも流される。これは操船しづらそうだ。

Have a nice trip!

船から見たJuraのおっぱい Port AskaigでEnglandの2人組と別れる。彼らはちょうど入ってきていたフェリーでKennacraig(Kintyre)に向かうとのこと。彼らの休暇もそろそろ終わりなのかな。

Today's Soup 夕食は昨日に続きホテルでとる。というよりもここでしか食事は出来ない。今日は肉料理のお勧めのRoast BeefとChikin Soupを注文。Chikin Soupは具にお米が入っていた。野菜といっしょの扱いだな。チキンとお米とでちょっと甘口のスープだ。

Roast Beef そしてメインのRoast Beefはなかなかのボリューム。でもこの皿の紫色の野菜は何かわからなかった。ゆでてあってちょっと甘い。キャベツの親戚かな。

そして今日の締めはJuraとCaol Ilaのモルト。Whisky Towmで、訪れた蒸留所のモルトを飲むのは最高だ。