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Photo: Bowmore Distillery

ちょっと強すぎるんですけど・・・

Porridge 朝から風の音がする。この音はあまり気分のいいものではない。昨日とは一転して最悪の天気だ。 今日はBowmoreに移動後、Bruichladdich方面に行くつもりをしていたけどこれではちょっと無理かな。
ま、とりあえず朝食をとろう。今日は予定通りPorridgeと"Loch Fyne Kippers"をオーダー。Porridgeは塩味の一般的なもので麦のつぶつぶが残っている。

KippersKippersはソフトなタイプ。2ひきだとけっこうなボリュームだ。

大荒れのSound of Islay 10時台のバスまで時間があるので外へ出てみる。Sound of Islayの波はとても高い。Kennacraigからの大型フェリーも接岸に随分と苦労しているようだ。Juraへのフェリーはおそらく欠航しているのだろう。小型の船では自殺行為だ。停車中のバスも風で揺れている。

Islayの中心地、Bowmore

Bowmoreのシンボル 10:45のバスでBowmoreへ向かう。約20分で到着。予約しているLochside Hotelにチェックイン。部屋の準備がまだ出来ていなかったので町を散歩する。それにしても風が強い。台風並だ。カモメたちも飛ぶのに苦労しているようだ。今日はBowmore蒸留所に行くとしよう。Bruichladdichへは土曜日に行こう。BowmoreとBruichladdichだけが土曜日でも見学させてくれる。

Dining Roomからの風景 今回は事前にほとんどのスケジュールを決め、宿も予約したのだが、明日から3日間のPort Ellenだけは予約が取れなかった。行ってから探すのも手間なのでTourist InformationでPort Ellenの宿を予約してもらうとしよう。
スタッフにお願いすると、日本では予約の取れなかった"The Trout Fly Guest House"の部屋が空いているとのこと。ただSingle Roomの予約は無理でDouble Roomのシングルユースということで通常より少し高い。でも1泊27ポンド(約5400円)なので、ここが取れるのならベストだ。でも、なんで???と思いスタッフに聞くと、おそらく私が問い合わせた時、宿の人はSingle Roomの予約と思って無理と言ったのでは?とのこと。コミュニケーションは難しい。
ちなみに今回、インターネットメールで予約をしたが返信は他の地域より遅かった。加えてメールアドレスを公開していない宿も結構あった。その場合はFAXを利用したが、まだ直接電話をする自信はない。

チーズバーガー。結構なボリューム。 風がきつくて寒いのでHotelに帰ってLunch Timeをとる事にした。お昼に手頃なのはサンドウィッチかハンバーガー。今日はお腹がすいているのでチーズバーガーにしよう。もちろんBeerはオーダーする。
Diningの窓からは荒れるLoch Indaalの海が見える。天気がよければさぞ美しいことだろう。

Bowmore Distillery Bowmore蒸留所の見学ツアーはそれぞれ10:30, 14:00, 15:00からスタートする。14:00からのツアーに合わせて蒸留所を訪れた。しかし、なんと今日の14:00からのツアーはないとのこと。しゃーない、1時間程うろうろするとしよう。それにしても今日は風がきつい。写真を撮るにも苦労する。

ピートを焚くキルン 15:00からのツアーには10人ぐらい集まった。ちょうどキルンから煙が出ているところだ。スモーキーフレーバーが漂う。Malt Barnではちょうどモルティングが行われていた。乾燥中のキルンを覗くと中はすごい煙でスモーキーフレーバーがコートに染み付く。ポットスティルは非常に滑らかな曲線でシンプルなもの。どちらかといえば小型だろうか。

BowmoreのPot Stillテイスティングはスタンダードな12年。でも半分ぐらいの人が残していた。なんで残すかなぁ、って一般の人にはあまり好かれない味なのかな。そして希望者にDarkestも用意してくれていた。当然ながら私もいただく。
蒸留所で飲むWhiskyはやっぱりおいしいと思う。理由なんかない。とてもおいしい。

Bowmoreの特徴あるパゴダ屋根 Shopで買い物後、煙の出ているキルンを撮るが曇り空がバックではわからんだろうな。やはり天気は大事だ。

日本もなかなか悪くない

窓の外は曇り空 早々にあきらめ、有名なHarbour InnのPublic Barに行く。地元の年配の方がWhiskyを飲んでいた。あいさつをすると、おまえも飲め、と一杯オーダーしてくれた。とりあえずBeerも注文し、チェイサーに飲む。Islayのパブで地元の人が飲んでいるWhiskyはほとんどがBlack Bottle。Islay Malt7種類がブレンドされたものでどのBarにも置いてある。そして他の地域よりもMaltの品揃えは多い。当然ながらIslayが中心だ。

窓の外は曇り空 色々とこの方と会話をした。この方が子供の頃に撮られた(本人が写っている)Bowmoreの写真が壁に飾ってあった。 仕事で日本にも行ったことがあるとのこと。
"神戸牛にはビールを飲ませて育てるんだろ?"
と聞かれた時はちょっと驚いた。日本人はサシの入った肉が好きだと伝えたかったが言葉がわからん。

Bowmoreを訪れる日本人は多いみたいであまり珍しくないようだ。当然、Bowmore Distilleryを所有しているのはSuntoryだということも知っていた。そのことに関しては悪い印象を持っているわけではなく、どちらかといえば好意的に思っているようだ。
結局Black Bottleを2杯ごちそうになった。

今日のスープ 夕食はLochside Hotelのレストランで食べる。Bowmoreもレストランの数は少ないみたいだ。何にしようか悩んだがやはり、今日のスープと、メインはちょっと変わったのをと思い、"Deep Fried Fillet of Haddock"をオーダー。
今日のスープはカリフラワーだった。クリーミーでなかなかのもの。

ちょっと失敗した魚フライしかしメインはちょっと失敗。あまりおいしくなかったな。キワモノを注文するのは考え物だ。

食後はやはりモルト。今日は当然ながらBowmore。大好きなMarinerを飲む。Lochside Hotelのバーには日本人が2人もいた。隣にいた神戸から来たBarmanのM君といろいろ話をしながら、Bowmoreの夜は更けていった。