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Photo: Bruichladdich Distillery

It's a cloudy day, today!

今日も曇り。雨が落ちていないだけよしとしよう。Scotlandに来ている時は7時台のテレビのニュースで天気予報を一応チェックするがほとんど毎日曇りのマーク。まぁ、1日に何度も天気が変わるのだから天気予報も役には立たないと思うが。
Scotlandの人は"Morning"の後に天気のことを言う人が多い。今日もB&Bのご主人は天気のことを話していた。

今日はBruichladdichとPort Chariotteあたりの古い蒸留所跡をまわる予定。土曜日に見学させてくれる蒸留所はBowmoreとBruichladdichだけなのでそれに合わせて日程を立てないと効率よくまわれない。

空港近くのPeat採取場9:35のバスでBruichladdichに向かう。途中、空港のバス停を9:50頃通過する。飛行機は停まっていたが別にその乗客を待つなんて事はしないらしい。もうちょっとダイヤを考えてもええと思うけど。
BowmoreでPortnahaven行きのPost Busに乗り換える。そうか、初日はこのバスがたまたま空港を遅れて出発したので乗れたのか。考えてみればラッキーだった。
途中、Post BusはBridgendの停留所で10分程停車。Post Officeの郵便の回収でもしてるのかな。Bridgendからは湾沿いの道を走る。窓からの眺めが美しい。もう少し天気が良かったら最高だけど。

Bruichladdich DistilleryBridgendから10分程でBruichladdichに到着。10:30のツアーはまだ始まっていなかった。2,3分後にスタートするとのことで急いで準備する。

Still HouseHPで知っていたけど今はメンテナンス期間で操業は行っていない。この時期はどうやらメインテナンスをよく行うみたいだ。まぁ、中だけでも見学させてもらえればいい。案内してくれるのは地元の人だと思うけど、"バキャルディ"と連呼するのでなぜラムの名前が出てくるのか理解できなかった。それがBruichladdichのことだと気づいたのはツアーが始まってしばらくしてからだった。

Bottling PlantBruichladdichも非常に小さい蒸留所だ。しかし瓶詰め施設が最近完成し、瓶詰めもここで行っている。ウェアハウスにはBruichladdich以外のいろいろな樽を持っていた。なぜ?と思ったが、よく考えたら瓶詰め業者だった。
瓶詰め施設も小規模でGlenfiddichとは随分と違う。全体的な規模も違うが。

Special WhiskyShopに戻って試飲タイム。Shopに置いてある樽からMaltを注いでくれる。販売もしているんだけど他では買えない。う〜ん、味もいいしどうしたものか。

結局買ってしまった他にニューポットやオーガニックのニューポットの試飲や現在作っている2種類のMalt Whisky、Port ChariotteとOctmoreの麦を実際に味わうことができた。ピートの焚き方が違うのがよくわかる。非常に楽しみなモルトだ。
しかし、その間も試飲したMaltを買うかどうか悩む。でも今までのパターンだと一度悩んだものは結局は買っている。時間の無駄だったようだ。

何でこんな時だけ・・・

門を出ればそこはバス停買物が終わって時計を見ると12:19だった。Portnahaven行きのバスは12:20。ヤバい、乗り遅れるとまた3km程歩くことになる。バス停は蒸留所の前だから何とかなるか。それにバスはちょっとぐらいは遅れるはずだ。

歩いたからこそ撮れた遠景急いでバス停に向かった。やってくる方向にも進行方向にもバスはない。どうやら間に合ったようだ。バスが来るまでちょっと写真でも撮ろう。
しかしそれから15分待ってもバスは来なかった。こんなときだけ時間通りに来るなよー。しゃーない、また歩きか・・・3km・・・。

Lochindaal Distilleryのウェアハウス10分程歩いたところで車で通りかかったBruichladdichのShopにいたスタッフがPort Chariotteまで乗せてくれた。非常にラッキー。そしてLochindaal 蒸留所のまだ残っているというウェアハウス(現在はBruichladdichが使用中)の場所を聞くとそこまで車で送ってくれた。Islayの人って本当に親切。Octmoreの場所も教えてもらって迷う時間が節約できる。

The remains of lost distilleries in Islay

Field CentreLochindaal 蒸留所は1829年に創業されたが当初からオーナーがよく変わり、最終的に1929年にUDの前身のDCLによって買収され、閉鎖された。ウェアハウスはその後、Caol Ilaの熟成用に使用され、現在はBruichladdichが使用している。

ユースホステルまた、その他の建物はIslay Creameryという乳製品製造会社が使っていたが今はもう存在しない。現在はユースホステル、フィールドセンタ、そして地元の自動車修理工場が使用している。

Octmore FarmOctmore蒸留所はLochindaalから北西に斜面を上がったOctmore Farmにあった小さい蒸留所だ。1816年に農場主がWhisky造りを始めた。60gallonのスティル1つで蒸留を行っていたというから非常に小規模だ。

蒸留所跡と思われる建物1840年ぐらいまで操業されたがその農場主の破綻と共に蒸留所も閉鎖された。現在も建物が残るが今の持ち主が残すかどうかは定かではない。

Islay Life MuseumIslay Life Museumにも寄ったが土曜日は12:30で閉館だった。Whiskyの展示が見たかったが・・・。

The great lunch time in Islay!

The Port Chariotte Hotel帰りのバスまで1時間程あったのでPort Chariotte HotelのPubで休憩。カウンターに初めてIslay Aleのラベルを発見。さっそくオーダーする。

Islay Lunch SetFood Menuを見ると、名前を聞いただけでおいしそうな"Smoked Islay Beef Sandwich"があった。これは食べておかないと。名づけて"Islay Special Lunch Set"。こりゃたまらん。

Islay Ale別の種類のIslay Aleをさらにオーダーする。時刻はだんだんとバスの時間(14:35)に近づく。さて、どうしたものか。バスを1本後(16:05)のにすればもうちょっと飲めるが・・・

バックバーいや、ここは帰ろう。名残惜しいがPubを後にした。でもあと2〜3分しかない。今度はバスに乗り遅れないようにしないと。バス停まで早歩きで行く。バスは今回も時間通りに来た。この路線は遅れないのかな。

乗ったバスはBowmore行きで、そこで30分程待ち、Port Askaigから来たバスに乗り換えてPort Ellenに到着。今日は無事にバスに乗って帰ってきた。まぁ、途中乗り遅れたが・・・

History of Islay

Standing StonePort EllenというとまずWhiskyを思い浮かべるが、周辺にはStanding Stoneや古城跡などの史跡も多くある。Kildalton Crossまでは行けないが周辺を見て回ろう。

人間は何を考えているのやら・・・牧草地に無造作に石が立っている。その石を不思議そうな顔をして見ている自分がいる。それを不思議そうな顔をして見つめる羊たち。

Scotlandのつくし道ばたにはつくしが顔を出していた。遅い春は今、Scotlandに来ている。でもつくしって英語でなんて言うんだろう。電子辞書を取り出して引いても載っていない・・・。Standing Stoneと共に謎がまた1つ増える。

Laphroaig Distillery3km程、のんびりと歩いて町に戻った。丘の上から見たLaphroaig蒸留所は今日も煙が上がっていた。

宿のLoungeで紅茶(セルフサービス)を飲んでいると、ご主人が
"今日は釣りに行ってきて、たくさん釣れた。"
と獲物を見せてくれた。20cmぐらいのブラウントラウトが30匹程スーパーの袋に入っていた。釣り場を聞くとKildalton近くの湖だという。Islayにもいい釣り場が多いとのこと。そういえば、このGuest Houseの名前は"The Trout Fly"だった。

Prawn Cocktail夕食は再度White Hart Hotelのレストランで取る。インド料理はもういいや。今日はパターンを変えてStarterに"Prawn Cocktail with a Tangy Seafood Dressing"。そしてメインに"Lamb Gigot Chop"をオーダーする。Gigotという単語がわからなかったが焼いたラムには違いないのでまぁいいや。

食べても減ったと感じないLamb Gigot ChopPrawn Cocktailはソースとエビがマッチして美味。だけど結構なボリュームだ。
そして、メインが出てきた時、ちょっと失敗したかなと後悔した。何ちゅうデカさ。こんなん誰が食べるの?。

後で辞書で調べたら gigot chopとは太ももの輪切りという意味だった・・・英語をもっと勉強せねば・・・。

食後はArdbeg 10 years oldとLagavulin 16 years oldを飲む。Port Ellen最後の夜はちょっと強めのPeatの香りと共に更けていった。