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11月とは思えない暖かい土曜日。JR山崎駅前はハイキングへ行こうとする人で賑わっていた。意外と人が多い。でも蒸留所には関係ないだろうと思い、そのまま蒸留所へ向かった。(この時は気がつかなかった。ハイキングコースに山崎蒸留所見学を入れている団体が多いことを・・・)

Yamazaki Distillery受付で名前を告げる。昨日予約しておいたのでスムーズだ。先週はちょうどいい時間帯が既に予約でいっぱいだったので、今日は朝1番の空いている時間帯に見学することにした。午後からは原酒テイスティングのイベントがあるので午前中は一般見学で写真を撮ってしまおう。

Yamazaki Distilleryウィスキー館のファクトリーショップ横にある見学ツアーの集合場所に行くと見学者はほとんど待っていなかった。
"よしよし、予想通りだ。これでゆっくりと写真が撮れそうだ。"

Whisky Museum10時が近づくにつれ、だんだんと人が集まってきた。最終的に15人ぐらいかな?と思ったら、駅前で集合していた団体さんがやって来た。グループは別になったが後ろに見学グループがあるとゆっくりと写真を撮ることが出来ない。ちょっと当てが外れた。まぁ、しょうがない。条件が悪いとはいえ、Scotlandで会得した蒸留所撮影術を披露するとするか。(ってこんな技はあるのだろうか・・・)
実際、先週ウィスキー大学のイベントで一度は見学しているので撮影ポイントは把握している。すばやくポジションを決め、撮るとしよう。

マッシュタンまずは発酵棟。巨大なマッシュタンと小型のが2基ある。

Washbackウォッシュバックは木製とステンレス製があるとのこと。一般見学コースはガラス越しに見るだけだ。

Still Houseスティルハウスには大型のポットスティルが12基並んでいる。ゆっくりと撮りたいところだ。と思ったら、あっというまにガイドのおねーさんはウェアハウスの方へ。もうちょっとゆっくりと見せて欲しいものだ。後ろが来ているとはいえ。

Unique Still日本の蒸留所独特の形のスティル。これはストレート三角型とでもいうのだろうか。

Ware House広いウェアハウスの中を通り抜けて、建物の外に出るとあっという間に見学は終了。見学時間30分といったところか。でも所要時間約50分となっていたけど・・・。そっか、これから試飲コーナーに行くのか。

試飲ウィスキーの説明試飲コーナーは広く、カウンターまで作られていた。山崎12年、響17年、角瓶が無料で何杯でも飲める。まぁ、20分ならば2〜3杯だけど。私は山崎12年と響17年を一杯ずつ飲んだ。響を飲むのは初めてだったが、山崎の方がバランスがいいような気がした。これってブレンドやったと思うが・・・。

研究室などの建物試飲後、蒸留所の建物の写真を撮る。いくら暖かいとはいえ、背後の山々は紅葉が始まっている。美しい環境でこそ、おいしいウィスキーが出来るのかも知れない。